京都で紅葉を見る、というと少しかしこまったイメージがありますが、公園だったらピクニックや遊ぶついでに紅葉鑑賞することもできます。お子さん連れでも、途中で飽きることなく紅葉を楽しむことができますよ。
梅小路公園
「朱雀の庭」では水鏡の池で逆さ紅葉を見たり、落差6メートルの滝と紅葉のコラボレーションを眺めたりすることができます。夜には、ライトアップイベントも。 「朱雀の庭」に面したレストランでは、京野菜を使ったスペシャルメニューを食べながら、紅葉鑑賞を楽しむこともできますよ。 レジャーシートを持参して芝生広場でピクニック、または京都鉄道博物館や京都水族館などで遊ぶのもおすすめ。開館時間:入園自由
朱雀の庭・いのちの森のみ9時~17時(最終入園16時30分)
ライトアップ:11月17日~12月3日(2017年)17時~21時(最終入園20時30分)月曜日は休み
入園料:朱雀の庭・いのちの森:1人200円
紅葉まつり入場料:大人400円、小学生200円(京都水族館、京都鉄道博物館の当日入場券持参で100円割引)
アクセス
京都市下京区観喜町56-3
- JR・地下鉄・近鉄京都駅中央口下車、徒歩約15分
- JR山陰本線丹波口駅下車、徒歩約15分
- 市バス七条大宮・京都水族館前バス停下車
- 市バス梅小路公園・京都鉄道博物館前バス停下車
- 市バス梅小路公園前バス停下車
- 京阪京都交通バス梅小路公園前バス停下車
- 京阪京都交通バス七条大宮・京都水族館前バス停下車
- 健常者は駐車場利用不可
見ごろ 11月中旬~12月上旬
宝が池公園
「子どもの楽園」で遊びながら紅葉を見ることもできますが、宝が池に映る紅葉を眺めながら周囲を散策するのも楽しいですよ。開館時間:24時間(子どもの楽園以外)
入場料:無料
アクセス
京都市左京区上高野流田町8他
- 地下鉄烏丸線国際会館駅(5番出口)下車、徒歩すぐ
- 駐車場:子どもの楽園(通常102台、臨時69台。9時~16時30分)
見ごろ 11月中旬ころ
嵐山公園
渡月橋をはさみ大堰川(保津川)の両岸にある3つの公園の総称です。 亀山地区は渡月橋から上流、大堰川の左岸にあり、小倉山の南東部に位置します。展望台からは嵐山や保津川を見下ろすことができ、眺望がバツグンです。 嵐山近くにありながら、人が少な目で落ち着いて過ごすことができます。 大堰川の中州にある中之島地区では、ベンチに腰掛けながら大堰川の流れや対岸の景色を楽しむことができますよ。 渡月橋の下流左岸にある臨川寺地区では、渡月橋と嵐山を同時に撮影することができます。 毎年11月の第2日曜に開催される「嵐山もみじ祭」では、渡月橋をはさんで大堰川の上流側で、平安時代の舟遊びが再現されますよ。開館時間:24時間
入場料:無料
アクセス
京都市右京区嵯峨および西京区嵐山
- JR嵯峨野線嵯峨嵐山駅下車、徒歩15分
- 京福電車阪急嵐山駅下車、徒歩5分
見ごろ 11月下旬~12月上旬
宇治市植物公園
秋のゾーンで紅葉を楽しむことができる他、夏のゾーンの修景池を散策したり、日本一の立体花壇・花と水のタペストリーを見たり、植物に囲まれてリフレッシュできます。 「冒険の森」内に紅葉鑑賞も可能な「風の回廊」がある太陽が丘(京都府立山城総合運動公園)もすぐ近くにあるので、帰りに立ち寄るのもいいかもしれません。開館時間:9時~17時(入園は16時まで)
休館日:月曜
入場料:大人(15歳以上)600円、小人(15歳未満)300円
アクセス
宇治市広野町八軒屋谷25-1
- 近鉄電車京都線大久保駅から、京都京阪バス植物公園バス停下車すぐ
- 京阪電車宇治駅またはJR奈良線宇治駅から、京都京阪バス植物公園バス停下車すぐ
見ごろ 11月下旬~12月上旬
水景園(けいはんな記念公園内)
現代的な日本庭園・水景園では、紅葉谷(もみじだに)で小さな滝と紅葉のコラボを、「芽ぶきの森」の永谷池周辺で紅葉を楽しむことができます。 水景園では、11月3日〜11月26日(2017年)の金曜・土曜・日曜・祝日に、日没〜21時まで(受付終了20時30分)紅葉ライトアップも開催されました。 滝が止まり鏡のようになった池に映る紅葉は、なんとも幻想的。 けいはんな記念公園の無料ゾーンにはお子さんが遊べる遊具広場もありますよ。開館時間:9時~17時(入園は16時30分まで)
入場料:水景園・芽ぶきの森(水景園内)大人(高校生以上)200円、小中学生・義務教育学校生100円
広場・谷あい:無料
アクセス
相楽郡精華町精華台6-1
- JR片町線(学研都市線)祝園(ほうその)駅または近鉄電車新祝園駅から、奈良交通バス公園東通りバス停下車(水景園)、けいはんな記念公園バス停下車(芝生広場)
- 近鉄学研奈良登美ヶ丘駅から、奈良交通バス公園東通りバス停下車(水景園)、けいはんな記念公園バス停下車(芝生広場)
- 駐車場:普通車200台(有料)
見ごろ 11月上旬~11月下旬
笠置山もみじ公園
笠置寺の境内にあるもみじ公園は、1410年ころ、宝蔵坊跡にもみじの木々が植えられたのがはじまり。 通常は笠置寺の拝観料が必要ですが、11月いっぱい開催されるライトアップの時間は無料で見学することができます。 笠置山では、笠置石の下に建つ十三重石塔や摩崖仏の周辺などでも紅葉を眺めることができますよ。 後醍醐天皇が南朝の皇居とした場所で、「うかりける 身を秋風にさそわれて 思わぬ山のもみじを見る」という歌はこの場所で詠まれました。 毎年、笠置駅前近くの会場で「もみじまつり」も開催されています。開館時間:9時〜16時
入場料:大人(高校生以上)300円、中学生100円、小学生以下無料
アクセス
相楽郡笠置町笠置笠置山29
- JR関西本線笠置駅下車、徒歩45分(東海自然歩道経由)
- 近鉄学研奈良登美ヶ丘駅から、奈良交通バス公園東通りバス停下車(水景園)、けいはんな記念公園バス停下車(芝生広場)
- 駐車場:自家用車30台
見ごろ 11月上旬~11月下旬
まとめ 今回ご紹介した公園は、紅葉だけでなくプラスアルファが楽しめる場所ばかり。紅葉鑑賞の合間にカフェで一休みしたり、遊具でひと遊びしたり、いろんな楽しみ方ができます。 ちょっと変わった紅葉の楽しみ方をしたければ、京都の公園を訪れてみるのもありかもしれません。