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一年中観光客多くの観光客で賑わう京都ですが、秋になると美しい紅葉を一目見ようとより多くの人々が訪れます。京都の紅葉を堪能することができるおすすめスポットや、比較的混雑の少ない穴場スポットと同時に、紅葉の見所や各エリアの特徴なども京都の紅葉だよりとしてエリア別に紹介しています。
京都の紅葉だより
洛北
圓光寺
圓光寺は、1601年に徳川家康が伏見に学問所を開いたのが始まりで、1667年に現在地に移転しました。11月初旬ごろから徐々に葉が色づき始め、例年11月中旬から12月上旬までが見頃です。柱と敷居を額縁にした「十午の庭」の眺めが圓光寺の見所として有名です。貴船神社
「奥の京座敷」と呼ばれる貴船神社での紅葉の見頃は11月上旬から11月下旬です。鮮やかな紅葉に埋まる境内は、絵葉書のような素晴らしい景色です。境内から臨むことができる山々の景色も壮観です。洛中
北野天満宮
約350万本の木々が織りなす紅葉が楽しめる北野天満宮は、日本中に1万2千社もあると言われている全国天満宮・天神社の総本社です。有名な観光スポットですが、意外にも美しい紅葉を楽しめる絶景スポットとしてはあまり知られていないようです。鶯橋(うぐいすばし)の下を流れる清流紙屋川と紅葉の調和が素晴らしく、川の水面に映る紅葉が絶景です。京都御苑
秋になると、広大な敷地に広がるカエデやイチョウ、ケヤキが色鮮やかに色づく美しい紅葉を楽しむことができます。特に、「凝華洞跡」や「母と子の森」のそばにある黄金色に輝く大銀杏が見所です。洛東
清水寺
清水寺は、清水の舞台の下に広がる色鮮やかな紅葉が一番の見所です。日中の青空と朱色に染まった紅葉のコントラストも素晴らしいものですが、夜にライトアップされると昼間とはガラッと印象の異なる幻想的な紅葉の世界を堪能することができます。南禅寺
絵画のような美しい紅葉を望むことができるのが、南禅寺。入り口をくぐった途端、色鮮やか紅葉が出迎えてくれます。京都の寺院としては珍しい、西洋風のレトロな水路閣付近の真っ赤なカエデも見所です。落西
嵐山・渡月橋
季節を問わず人気の観光スポットですが、色とりどりに色づいた山々を背景と風情ある渡月橋を望める紅葉シーズンは多くの人で賑わいます。渡月橋付近の紅葉の見頃は、例年11月中旬から11月下旬と、他のエリアと比べて少し早めです。仁和寺
世界文化遺産である仁和寺は、紅葉が素晴らしいことでも知られています。金堂や五重塔周辺の真っ赤に色づいた紅葉が見所です。洛南
東福寺
京都随一の紅葉スポットとして知らる東福寺では、もみじやカエデ、イロハモミジなどが織りなす素晴らしい紅葉が見られます。特に、「通天橋」からの紅葉の眺めは絶景そのものです。勧修寺
勧修寺は最寄駅から徒歩5分とアクセスしやすく、比較的混雑していないので洛南エリアの紅葉穴場スポットとしておすすめです。見所は、氷室池付近の色鮮やかに色づいた紅葉です。例年、11月中旬から11月下旬が見頃です。宇治
平等院
10円玉硬貨のデザインでもおなじみの平等院では、紅葉シーズンになると阿字川に沿って100本以上のモミジが鮮やかに色づきます。境内の茶房では本場宇治の宇治茶を堪能することができます。一休寺
一休さんが晩年を過ごしたとも言われている南山城の弾寺です。広い境内では、鮮やかな紅葉が風情ある景色を見せてくれます。京都の郊外に位置していることもあり、ゆったりと観光できるのも魅力です。